世界ラリークロス選手権にMINI RXで参戦中のJRMレーシング(英国拠点)は7月18日、今季6戦を残してレギュラードライバーのライアム・ドーランとの参戦契約を解消することを発表した。ドーランの当該チームからの参戦は、7月に行われたスウェーデン戦が最後となった。
突然の解消についてチーム代表のジェームス・ラムゼイは声明において「チームとの契約は解消した。これは内部事情によるもので、現段階で詳細に関してのコメントは行わない」と簡略な説明に留めている。
しかし、リリースでは、JRMレーシングが残り6戦に向けての参戦プリペアは継続し、MINI RXスーパーカーの開発プログラムについても影響は及ばないとしている。
ドーランは昨年、チームズ選手権争いではペター・ソルベルグとタッグを組み、SDRX(Solberg-Doran Rallycross)としてエントリーしていたが、今年は単独でJRMレーシングから参戦し、ドライバーズ選手権を戦っていた。