フォルクスワーゲン・オブ・アメリカとアンドレッティ・オートスポーツは、米国を中心に展開するグローバルラリークロスシリーズ、GRCへの参戦用として、ビートルをベースとしたフォルクスワーゲン・ビートルGRCの全貌を公開した。
544馬力を発生する直列4気筒エンジンを搭載した4WDマシンのデビュー戦を担うのは、米国の強豪、タナー・ファウスト。その後、スコット・スピードもビートルGRCにスイッチする。
このビートルGRCは、ワシントンD.C.で開催されたGRC第３戦に先駆けて発表されたが、当面はポロRXスーパーカーでの参戦を継続。今季はスピードが、ポロRXスーパーカーで2勝を挙げている。
「フォルクスワーゲン・オブ・アメリカはラリークロスシーンで衝撃的なデビューを果たした後、満を持してビートルをGRCに投入する」とフォルクスワーゲン・モータースポーツのディレクター、ヨースト・カピートはコメント。
