WRC第8戦フィンランドをWRC2の12位でフィニッシュし、目標としていた完走を果たした勝田貴元。フィンランドの難ステージをすべて走り切った手応えを、次のようにコメントした。
「パンクもトラブルもありましたが、ちゃんと全部のステージを完走できて、ジャンプも沢山体験できたのはすごく大きかったなと思います。ラリーを走り切る楽しさが分かった気がします。初日は極端にペースを落としていたのでストレスもたまったんですが、2日目、3日目と落ち着いて走りを試しながら、ペースノートの出来が良くなったときにこういう走りをすればいいだろうなとか、いろいろな発見ができました。自分ができることはすべてやったし、次のラリーだけでなく、この先に向けていい勉強になりました。
一番の課題はやっぱりペースノートですね。まだペースノートだけで走りをイメージすることが完璧にできていない。それができるようになって初めてプッシュできるんだと、この難しいステージを走って理解できました。学べば学ぶほど難しい世界だと思うんですが、学んだことを次に活かしていきたいです。」