開催中のラリードイツ、イベント前記者会見に出席したヒュンダイ・モータースポーツのダニ・ソルドは、「来季のシート確保のために今季後半でいいパフォーマンスを見せなくてはというプレッシャーは感じるか」と問われ、「自分のためにも、チームのためにも、ベストを尽くす」と回答。
「それからどうなるか、という話だ。来年はまた全戦で同じ位置にいたい。間もなく分かるはずだ。ここ2週間くらいじゃないかな」
シーズンも後半戦に突入したとあって、この記者会見では同様の質問がDMACKワールドラリーチームのオィット・タナックにも向けられた。ポーランドでWRC目前、フィンランドでもポディウム争いに絡む速さを見せたタナックには、トヨタがアプローチしているのでは、と憶測が広がっている。
この状況の中、「ここ最近のパフォーマンスが、来年、マニュファクチャラーのシート獲得につながると感じているか。トヨタがきみを狙っているという憶測もあるが、チームでテストはしたか」という質問に対しタナックは「それは2017年の話、今はまだ2016年だ。まだ時間はたくさんある」と受け流した。