フォルクスワーゲン・モータースポーツは、8月いっぱいでチームを離れるヨースト・カピートの後任として、スベン・スミーツが9月1日にモータースポーツディレクターに就任することを発表した。フォルクスワーゲンブランドのモータースポーツ活動すべての責任を一括して担う。
チームはマネジメントの再構築を図っており、コマーシャルマネージングディレクターにルーカス・アーバンが就任。さらに、テクニカルプロジェクトマネージャーのフランソワ・クサビエ・ドゥメゾンとディレクター・オブ・エンジンデベロップメントのDr.ドナタス・ヴィッチェルハウスが、フォルクスワーゲン・モータースポーツの役員に昇格した。
ベルギー出身のスミーツは、2012年にWRCのチームマネージャーとしてフォルクスワーゲン・モータースポーツ入り。クサビエ・ドゥメゾンも2012年にチームに入り、WRC部門でポロの技術開発の責任者を務めてきた。2016年6月1日からはテクニカル・ディレクターとなり、フォルクスワーゲンの他のマシンのプロジェクトについても責任を担っている。Dr.ヴィッチェルハウスは、2005年からマネージメントチームのメンバーとして活動を続けており、6月1日からディレクター・オブ・エンジン・デベロップメントの任に就いている。