グロンホルムJr.、フィンランドのラリークロス国内戦で優勝 – RALLYPLUS.NET ラリープラス
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グロンホルムJr.、フィンランドのラリークロス国内戦で優勝

©FIAWorldRallycross.com

元WRCチャンピオンのマーカス・グロンホルムを父に持ち、今季は世界ラリークロス選手権に挑んでいるニクラス・グロンホルムが、8月28日に開催されたラリークロスのフィンランド国内ラウンドで優勝を飾った。

世界RXは、カナダ戦とフランス戦の間に1カ月近くのブレイクを挟んでおり、ニクラスは今回、その合間を縫っての参戦となった。世界RXでも駆るマシンとほぼ同スペックのオルスベルグMSE製のフォード・フィエスタ・スーパーカーで参戦したニクラスは昨年はフィンランド選手権で3勝目を収めてタイトルを獲得しているが、今季はこれが初優勝。ファイナルでは、ライバルのヤンノ・リガールや、ヨーロッパRXで活躍するユッシ‐ペテリ・レッピハルメを制してトップフィニッシュを飾った。

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「自分のキャリアにおいて、今はたくさんレースに参戦することが重要。そして、スーパーカーでレースをすることは、最善の修業方法」とニクラス。
「今季はここまで優勝がなく厳しい内容が続いていたので、勝てたことで少し安心した。スーパーカーをドライブするのはいつも楽しいし、フィンランドのイベントに参戦することはスポンサーにとっても有益なこと。自分のことも、よく知ってもらえるからね。今回のコースはいわゆるラリークロス用のコースではなくターマック区間が多かったけど、自分には合っていた」

ニクラスはこの後、9月3‐4日に開催される世界RXフランス戦を控えており、そのイベントに向けても絶好の準備となったようだ。このフランス戦でオルスベルグMSEは、スポットドライバーにヤン・レ・ジョセックを迎える。

「今季は序盤にもサードドライバーを迎えていたので、もうひとりチームメイトがいる環境には慣れている。ヤンがこのマシンでどんな走りを見せるのか、とても興味深いと思うよ」とニクラス。
「絶対にセミファイナルへ進出したいし、運が向けばファイナルを走るチャンスもあるかもしれない。フランスで走るのは初めてだから簡単にはいかないが、ベストを尽くすよ!」



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