WRCイタリア:WRC2プレ会見「何が起きても不思議ではない」 – RALLYPLUS.NET ラリープラス
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WRCイタリア:WRC2プレ会見「何が起きても不思議ではない」

 

WRCイタリア、イベント前記者会見の内容
(抜粋)

●WRC2プレイベントカンファレンス出席者
ロレンツォ・ベルテッリ=LB
セバスチャン・シャルドネ=SC

Q:
ロレンツォ、今季はまたWRC2に挑んで、シリーズ2位で母国イベントを迎える。まだ優勝がないが、サルディニアで可能性はあるか?
LB:
ここで悲願の優勝を果たしたいね。今季の序盤では、自分の目標は成長することだけだった。今、選手権2位につけているし、チャンスがあると思う。少なくともポディウムには上がりたいが、ラリーでは何が起こっても不思議ではないから、とにかくフィニッシュをしないと始まらない。

Q:
このイベントに向けて、どれだけテストを行ってきたか?
LB:
土曜日と日曜日にテストを行い、100km以上を走り込んでセッティングを煮詰め、プッシュもして限界を見極めた。マシンの感じはいいが、問題はマシンだけではない。デイ1は、難しいステージが4本あるのでとても重要な日になる。アルゼンチンでは、ナッサーがプッシュをせず通常のペースでも最初のステージからトップにつけていた。自分たちには安定感が必要だ。速く走ることも重要だが、ラリーは先が長いことにも気を配らなくてはならない。

Q:
60kmのMonte Lernoステージについては?
LB:
誰にとっても簡単なステージではない。明日の夜、ラリーの展開がどうなっていくかを見極め、自分の順位によって土曜日の戦略を決める。ロングステージの戦略について語るのは、まだ早いね。

Q:
セバスチャン、シトロエンDS3 R5のWRCデビューとなるが、君にとってはここから昨年シトロエン・トップドライバーアワード受賞の優勝特典のシーズンが始まる。イタリアでの参戦をどれくらい楽しみにしていたか?
SC:
ここに来られて、とてもうれしいよ。今週は長く厳しいラリーになると思う。まずは、自分と自分のドライビングに関して、経験を積んで行きたい。4WDマシンでの初めてのラリーになるので、調整することがたくさんあるし、シトロエン・レーシングのためにも、走行経験を重ねていかなくてはならない。

Q:
DS3 R5についての印象は? ここまでどれくらいテストをしてきたのか? マシンの強さはどうか?
SC:
モンテカルロの一週間後、1月の下旬に初めてマシンをドライブした。その後、順調に作業を進めてきた。マシンはどんどんとよくなっていた。まだ先は長く、新しいマシンには何が起きてもおかしくないし、何も起こらないかもしれない。最も重要なことは、ベストを尽くすことだし、すべてが順調に進んで欲しいね。

Q:
今週の予想は。何を目指している?
SC:
コンペティティブに戦いたいね。マシンはいいし、フィーリングもいい。グラベルで4WDマシンをドライブできることが本当にうれしい。まず自分たちの位置を見極め、それからマシンのことを考える。

Q:
シーズンのこの先についての予想は?
SC:
今季は新しいマシンでできる限り経験を積んでいきたい。その後は、それ次第だ。レース毎に進捗を見ていく。僕はコンペティティブなドライバーであることは間違いないので、シーズンの終わりにはいい順位につけていたい。でも、タイトルに関して語るのは時期尚早だ。できるかできないかも分からない。でもベストは尽くすよ。



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