Mスポーツのマッズ・オストベルグが、ドイツ北西部で開催された国内選手権イベントにフォード・フィエスタR5で参戦。シリーズリーダーのファビアン・クレイム(シュコダ・ファビアR5)に続く2位でフィニッシュした。
13SS・125.67kmのターマックステージを走り込んだオストベルグは「今回は、自分の舗装でのドライビングを向上させるために、様々な面から練習するという具体的なプランを立てて挑んだ」とコメント。
「とてもいいリザルトだと思う。選手権ポイントを気にすることなく、ラリーで新しいことを試して、精神的にもとても楽になった。新しいことに挑むときは、常にトライアルとエラーの繰り返しだし、全開で走っている時にはできないこと。この週末で得られたことに、とても満足している」
オストベルグのフィエスタはトップスピードが時速178kmだったが、ライバルは200kmを超えていた。ステージはロングストレートや直角コーナーが多かったためにタイムロスも重なったが、それでも上位フィニッシュを果たした。
「ブレーキングエリアや、コーナーでの速度でいい成長ができた。ツール・ド・コルスではこれを活かして、ペースを上げていきたい」