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ERCリエパヤ:予選はルキヤナクがトップ、カエタノビッチはタイトルに王手

©ERC / Jorge Cunha / DPPI

ERC第9戦ラリーリエパヤ(グラベル)は、9月15日、ラトビアで開幕した。この日は予選ステージが行われ、アレクセイ・ルキヤナク(三菱ランサーエボリューション)がトップタイムをマークした。

4.57kmのステージで2分13秒590をマークしたルキヤナクは「最初のプラクティスでは、ブレーキングのダイナミクスに完全に困惑していて、速度が高すぎてコーナーをミスしてばかりだった。でも、すぐに慣れた。自転車に乗るのと同じようなものだよ。一度乗れるようになってしまえば、忘れることはない」

ERC / Jorge Cunha / DPPI

ERC / Jorge Cunha / DPPI

そのルキヤナクに0.751秒差で続いたのは、ここでタイトル2連覇確定がかかる王者、カエタン・カエタノビッチ(フィエスタR5)。全10戦で戦われる今季のERCだが、カエタノビッチは選手権争いでは現在、ルキヤナクに76ポイント差を築いており、今戦で3ポイントを獲得すればタイトルが決まるという状況だ。

ERC / Gregory Lenormand / DPPI

ERC / Gregory Lenormand / DPPI

さらに、今季大躍進を見せた若手ラルフ・サーマキス(シュコダ・ファビアR5)は、ミスを喫して予選3位タイム。しかし今季、すでに2勝を収めている成長株だけに、母国戦となるリエパヤでは競技ステージでの活躍が期待される。

このラリーリエパヤは当初、2月にスノーラリーとしてカレンダーに組み込まれていたが、雪不足により日程を変更。タイトル争いが佳境となる戦況での開催となった。ラリー競技は17日から始まり、2日間で計13SS・203.6kmが設定される。土曜日は、5SSを走行した後、午後にはリエパヤの市街地のコンサートホール近くでスーパーSSを2回走行する。日曜日には6SSが設定されている。



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