ラリー北海道は24日(土)の競技を終え、シュコダのガウラブ・ギルが総合トップを快走している。
この日行われたのはSS2〜11の10SS。ギルはこのうちSS8とSS10をのぞく8カ所のSSでトップタイムを記録し、2番手のチームメイト、ファビアン・クレイムに1分24秒9の差をつけてラリーをリードしている。
「とてもいい1日だった。良いリズムとスピードで走ることができた。今朝はセットアップも決まったし、タイヤチョイスも完璧で、問題もまったくなかったよ。明日もこのままのリズムで、日本のステージをエンジョイしたいね。アドバンテージも十分あるから、余裕を持って走れるはずだ」と、ギルはコメントしている。クレイムは「初めて走るラリーということを考えると、悪くない結果だと思う。でも、ルーズなグラベルと、深い轍はすごく難しかったよ。午前中のセクションでは良いリズムで走れなかったから、昼間サービスでサスペンションとダンパーのセッティングを変更してもらった。これがすごく良くて、午後は良いリズムを得られたと思う。明日が楽しみだ」と語った。
3番手につけるヤングは「OKだよ。3位は悪くない結果だ。残念なのはロングステージでタイヤがダメになってしまったことだ。このまま後続との差をしっかりケアして、3位のポジションをしっかりキープしたい。そして、前の2台にプレッシャーをかけられたらいいね」
デイ2は25日(日)、SS12〜18の7SSで争われる。オープニングとなるSS12オトフケ・リバースは午前6時スタート予定。