「YH クスコラリープラス208 R2」(以下、ラリプラ208 R2)は、9月23日〜25日にかけて開催された全日本ラリー選手権第7戦『RALLY HOKKAIDO』でJN5クラス優勝を飾った。
ラリープラス・クスコレーシング・ラリーチームの柳澤宏至/中原祥雅は、SS2で首位に浮上するとそれ以降は一度も首位を譲ることなく、後続に対するリードを拡げて危なげなく勝利。ノーショナルタイムとなったSS14を除く全15SS中、11カ所でベストタイムをたたき出している。
「全日本選手権なのでスプリント的な要素もあるんですが、ただ長距離を走るのでペース配分だとか、クルマを壊さないようにだとか、注意しながら走らなければなりません。その辺が難しいですよね。これだけ多くのマシンがリタイアするなか、しっかり走り切れたことがまずはうれしいです。それが優勝というかたちで締めくくれたことも大きいですね。しっかりと集中力を切らさずに走ることを心がけました」と柳澤は笑顔でコメントした。これで柳澤はシーズン4勝目、コ・ドライバーの中原は3勝目となった。