更新が遅れに遅れてしまい申し訳ありません! 今回はまとめてラスト2戦の様子を書いていきます。今回長めですよー。
まずは岐阜県飛騨・高山で行われた全日本ラリー選手権第8戦「M.C.S.Cラリーハイランドマスターズ2016 supported by Sammy」に行きました。飛騨といえば今年大ヒットした映画「君の名は。」の舞台になったことで聖地となっていますが、今回飛騨古川駅などの舞台になった場所へは行くことがなかったので、写真に納めることはできませんでした。それ以前にまだ映画を観ていないので比較できないんですけどね(笑)。岐阜県はアニメの舞台として登場することが多く、同時期に公開された「聲の形」も岐阜県が舞台。来年ラリーが行われた時にはさらに聖地が増えているかもしれませんね。
そんななか、ラリー会場はアニメに関係している場所でもなければ、観光客らしき姿も見なかったわけですが、ラリーファンにとっては「ラリーカーが走っている場所が聖地」なので問題ありません。金曜日はギャラリーステージのスタート前で配られた弁当を食べる選手たちの光景に遭遇しました。レッキの頃は和やかなのですが、本番になると緊張感がすごいです。ホゲホゲ日記を見た方もいると思いますが、じゃんけん大会の景品としてハイランドマスターズのステッカーに勝田範彦選手、新井敏弘選手、鎌田卓麻選手とヘイキ・コバライネン選手にサインをもらうという任務を遂行しました。スバルの3人は自分ひとりで、コバライネンはイヌスケさんのアシスト付きでゲット。みなさん快く協力していただきました。結構緊張して、ゲットできたときはホッとしたのですが、PDのまんも編集長が両手いっぱいにチームからもらった景品を持っているのを見て、アレが長年取材することで勝ち取ったラリー関係者との信頼関係なのだなと思いました。
そして、ついに! ラリプラ 208 R2は今回のラリーでJN5クラス2位となり、柳澤宏至選手のチャンピオンが決まりました! 柳澤選手にとってもプジョーにとっても初の全日本選手権のタイトルであり、現場で見ることができたのはとても幸運なことだと思います。しかし、コ・ドライバーの中原祥雅選手のタイトルは決まらず。最終戦新城で決着が付くことになりました。
最終戦「新城ラリー2016」は今シーズン見てきたラリーで一番観客が楽しめたイベントだったと思います。出展している店、イベントが圧倒的に多く、ラリーカーが来ない間もデモランがあったり子供向けのアトラクションもあったりと初めて見に来た人でも退屈する時間はなかったでしょう。前に紹介したメガウェブに展示されていたトヨタのラリーカーたちが全車展示されていたり、モンスターのツインエンジンカルタスは実際にエンジンをかけたりと人も集まっていました。
会場が広いこともあってラリプラブースからサービスまでの距離が長く、いい運動になりました(笑)。失敗したのはデモラン中は安全確保のためにサービスとブースのエリアをつなぐ道は完全に遮断され、渡ることが不可能に…。次回はデモランの時間をしっかり頭に叩き込んでおかねば!
全日本ラリーだけなく、「TOYOTA GAZOO Racing Rally Challenge」の特別戦も併催されました。各クラスの上位3名が招待され、モリゾウ選手こと豊田章男トヨタ自動車社長も参戦。新城総合公園で走りを見ることができたのですが、カルディナやプリウス、230型セリカが走っているのはTGRならでは。ゲスト枠でトヨタ・ミライや哀川翔さんが乗るアクアも走りましたが、哀川翔さんのアクアは危うくミスコースするところでした(笑)。モリゾウ選手はGR 86xと年末発売予定のC-HRでデモランを実施。注目度が高かったです。しかし、声で目立ったのはモンスター田嶋さんだったと思います。田嶋さん、意外と喋る人だったんだと感じました(笑)。 ラリプラ号はライバルが開始早々リタイアしたことで中原選手のチャンピオンが確定。その後もしっかり走り切り、3位表彰台で今シーズンを締めくくりました。最後チャンピオンTシャツを来た応援団がゲートに集合していたのは感動的でした。ラリプラ号はJN5クラス完全制覇となりました。第3戦の若狭からラリーの現場に行くようになってからラリーごとの個性を感じたり、ドラマがあったりしました。大変なことも多かったですが、終わってみればいい経験だったと感じます。2017年は雪の嬬恋から始まり、さらにスーパーラリーシリーズも開催されるので今年より大変になると思いますが、しっかりと付いていきたいと思います。今シーズンのラリーは終わりましたが、更新はしていきますので、引き続きよろしくお願いします。