WRC英国戦、ウェールズ・ラリーGBは10月27日、シェイクダウンが行われ、DMACKワールドラリーチームのオィット・タナック(フォード・フィエスタRS WRC)がトップタイムをマークした。
3.32kmのコースで午前中に行われたこのシェイクダウン、タナックは最初の走行でこのタイムをマークした。
「すべて順調に進んだ。タイヤにもマシンにもハッピー。今はすごく楽しいよ」とタナック。
「グラベルは好きだし、マッドでいつもよりも少しトリッキーだけど、ウェールズのステージに挑むのはいつも楽しい」
このシェイクダウンでのコンディションについて、タナックはほとんどが湿っていたと表現したが、天気がドライのままでコンディションが改善されていけば、エキサイティングなイベントになるとの期待感を見せた。
前戦スペインで4連覇を決めているセバスチャン・オジエ(フォルクスワーゲン・ポロR WRC)は4番手タイム。選手権2位争いが激化しているアンドレアス・ミケルセン(フォルクスワーゲン・ポロR WRC)は6番手タイム、同ポイントで並ぶティエリー・ヌービル(ヒュンダイi20 WRC)はミケルセンに1秒近く遅い10番手タイムにとどまっている。
WRC英国 シェイクダウンタイム
1 O.タナック(フォード) 1:59.7
2 K.ミーク(シトロエン) +0.9
3 C.ブリーン(シトロエン) +1.0
4 S.オジエ(フォルクスワーゲン) +1.1
5 H.パッドン(ヒュンダイ) +1.3
6 A.ミケルセン(フォルクスワーゲン) +1.5
7 J-M.ラトバラ(フォルクスワーゲン) +1.9
8= D.ソルド(ヒュンダイ) +2.1
8= V.ゴルバン(MINI) +2.1
10 T.ヌービル(ヒュンダイ) +2.4