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ロイクス、現役引退を発表

©ERC / Gregory Lenormand / DPPI

ベルギーの名ドライバー、フレディ・ロイクスが11月14日、現役引退を発表。20年に渡るラリードライバーとしてのキャリアにピリオドを打った。

近年はIRC、ERCで活躍してきたロイクス。今年6月に行われたERCの母国戦、イプルーラリーでは、同イベント11回目の優勝をマークした。

国際ラリーでの初優勝は1996年のERCイプルー戦。さらに、コンドレスラリーでも勝利を重ね、その後WRCにステップアップし、トヨタ、三菱、ヒュンダイ、プジョーで8年間活躍する中で、ポディウムフィニッシュを3回果たしている。その間も、ERCのベルギー戦への参戦を継続し、ベルギーのトップドライバーとして名を馳せた。2013年からはシュコダ・ファビアに乗り、ベルギータイトルを4回獲得している。

「もしかしたら、あと何戦かは楽しむためにラリーに出るかもしれないが、プロドライバーとしてのキャリアはこれで終わりだ」と語るロイクスは、現在46歳。今後は、ベルギーのフォルクスワーゲンディーラーで就任したばかりのマーケティング職に専念する。さらに、シュコダで若手ラリードライバーの支援を行う事も希望しているという。



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