FIAは12月2日、毎年恒例の年間表彰式、ガーラをオーストリアのウィーンで開催。各カテゴリーの世界王者とともに、WRCのチャンピオンたちも正式に認定され、FIA総裁のジャン・トッドから表彰を受けた。
この日の主役は、式典直前に電撃引退を表明したF1王者のニコ・ロスベルグ、そして同じくマニュファクチャラーズタイトル確定直後に今季いっぱいでの活動中止を発表したフォルクスワーゲンのWRC王者、セバスチャン・オジエとジュリアン・イングラシアだった。
オジエのWRC4連覇は、ユハ・カンクネン、トミ・マキネンと並んで史上2位の記録。今季は全13戦中6勝、ポディウム5回を決め、2戦を残してスペインでタイトルを確定させた。
またWRC2王者のエサペッカ・ラッピとヤンネ・フェルム、WRC3/ジュニアWRCのシモーネ・テンペスティーニとジョバンニ・ベルナッキーニも、受賞した。