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ヒュンダイ、モンテカルロのエースナンバーはパッドン

©Hyundai Motorsport GmbH

ヒュンダイ・モータースポーツは、2017年WRC開幕戦のラリーモンテカルロで、新規定WRカー、ヒュンダイi20クーペWRCのデビュー戦を迎える。ドライバーズラインナップは昨年から引き続きヘイデン・パッドン、ティエリー・ヌービル、ダニ・ソルドの3人。カーNoは、パッドンが4、ヌービルが5、ソルドが6となり、いずれもマニュファクチャラーズ選手権のポイント対象にノミネートされ、13戦全戦に参戦する。

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WRC4シーズン目を迎えるヒュンダイは、開幕に向けて昨年12月、イタリアのモンツァでi20クーペWRCを公式に披露。それまでに、この新型WRカーは、開発テストで6000kmを走り込んできた。昨年は2勝をマークし、マニュファクチャラーズ選手権でもドライバーズ選手権でも2位を獲得したヒュンダイは2017年、タイトルを狙える能力を発揮したい構えだ。

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モンテカルロではエースナンバーを与えられたパッドンは、2016年がモンテカルロ初参戦。
「開幕戦に向けて、フィーリングはいい感じに整っている」とパッドン。
「i20クーペWRCのポテンシャルについては期待をもっているが、実際のステージに出るまでは誰にも分からない。モンテカルロは、誰にとってもシーズンの緒戦。特に新しいレギュレーションで迎えるので、エキサイティングなラリーになることは間違いない。しかし、一年で最もチャレンジングなラリーでもあるので、フィニッシュすることに集中し、シーズンのこの先に向けて新型マシンでの走行経験を積んでいく」

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一方、2016年のドライバーズ選手権2位ドライバー、ヌービルは、昨年のモンテカルロではポディウムフィニッシュを飾っている。昨年のドイツ以降、ポディウムを逃していない好調を、今季も維持していきたいところだ。
「新しいシーズンが始まるのを楽しみにしている」とヌービル。
「モンテカルロでの過去の成績は浮き沈みがあるが、昨年はポディウムに上がっている。素晴らしいイベントであり、ファンにとっても見応えがあることは疑いない。戦略に左右される部分が大きいので興味深い展開になるし、チームが一丸となって取り組んでいく。新型マシンはパワーも上がっているので、チャレンジできる自信があるよ」

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ソルドは2016年のモンテカルロは6位に留まっているが、パワーステージではセカンドベストをマークしている。昨年は終盤、激化したドライバーズ選手権の2位争いにも絡んだことも記憶に新しく、今季の開幕戦でもポディウムフィニッシュを狙っていく。
「新しいシーズンが待ち切れない」とソルド。
「レギュレーションが大きく変わったので、開幕戦がどのような展開になるのか、とてもワクワクしている。個人的には、新型マシンのアプローチにはハッピー。チームがものすごく必死に取り組んできたことを知っているので、ステージに出る今、ベストを尽くして新シーズンのいい滑り出しを決めたい」



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