WRCスウェーデンでは、母国であるノルウェーでのステージも設定されるなど、北欧出身らしくスノーラリーでの強さを発揮したアンドレアス・ミケルセン。序盤から上位争いに食い込み、優勝こそは逃したものの、ウィナーのヤリマティ・ラトバラと共に1−2フィニッシュという形で、自身初のWRCポディウムを決めた。VWモータースポーツ代表のヨス・カピートは、ミケルセンが今季初勝利を挙げられると自信を見せる。
「彼は昨年、素晴らしい鍛錬のシーズンを送り、今年は自信があるイベントや何度か参戦経験があるイベントでは、ポディウム争いをしてもいいと話していたんだ」とカピート。「スウェーデンはそうしたイベントの最初のラリーだったが、いい仕事をしたと思う。ポディウムどころか、勝利を狙える位置につけていたんだからね」
「印象的だったのは、あのリザルトがライバルがミスしたから繰り上がった結果だったわけではないということ。序盤から彼自身が争いに食い込み、SS1でベストタイムをマークした。週末を通して上位にとどまった。これは、我々の期待(予想)をかなり上回るものだったよ。彼のパフォーマンスには、チームのみんなが感動している」
カピートは、その他にミケルセンにプッシュを許すイベントが何であるのかには言及しなかったが、ミケルセンが今季勝利を挙げられるかという問いには「スウェーデンでは優勝しそうになっただろう」