WRCラリースウェーデンは、デイ3最終のスーパーSSで首位を走行中のティエリー・ヌービルがコンクリートブロックにクラッシュする波乱の展開。この日の競技を終えてヤリ‐マティ・ラトバラが首位に立ち、最終日を迎えることとなった。
WRCプロモーターをはじめとするいくつかの公式アカウントが、さっそくデイ3のハイライト動画を公開している。編集部が注目するのは、コリンズクレストのビッグジャンプで明らかとなった新世代WRカーの空中姿勢の違い。大きなリヤウイングを備えるトヨタ・ヤリスWRCは、リヤセクションに強烈なダウンフォースが発生しているようで、リヤから先に着地する。一方、ティエリー・ヌービルのヒュンダイi20クーペWRCは、“ジャンプの飛距離を争うのは時代遅れ”とばかりに飛距離を抑え、地を這うように駆け抜けていく。動画で実際にチェックしてみてほしい。