[Mスポーツ]フォード・フィエスタRS WRC
ブライアン・ブフィエ/総合首位
「世界最強のドライバーたちとモンテで戦い、初日を終えてこれ以上ないポジションにつけて最高だよ。コンディションはすごく難しかったから、このモンテでトップに立つのは、とてもいい気分だ。でも、ここに立てているのは実はすごくラッキーなんだ。SS1の最初のコーナーで橋にヒットしたんだ。終わったと思ったよ。フィエスタがとても強いおかげだ」
エルフィン・エバンス/総合6位
「デイ1を終えて6位に立てていること、ベストタイムに0.5秒しか差が出ないタイムを出せたことは、正直予測していなかった。午前のセクションでチームと決めたタイヤ選択が決め手だった。午後はステディな走りでできる限り経験を積んでいたが、かなりいい位置で夜を迎えることができた。ここからは賢明になって、残りのイベントも流れを維持していくだけ」
ミッコ・ヒルボネン/総合8位
「午後は調子が少しよくなったが、このコンディションではあまりテストができていないので自信をつかむことが難しい。もちろんまだ先は長いが、とにかく何ができるか考えていく。最後のステージのようなペースをキープしていきたいし、上位にも追いつきたい。かなり差が離れているが、ここはモンテカルロ。何が起きてもおかしくないようなドラマが、既にたくさん起きているからね!」
[RK MスポーツWRT]フォード・フィエスタRS WRC
ロバート・クビカ/総合3位
「今日のパフォーマンスにはかなり満足している。一年の初めに、今年の目標としてシーズンを通して少なくとも1回はステージベストを獲ることを目指していたけど、最初の2本で既に目標は達成したよ! まだ学ぶことは多いし、このイベントも先は長いけど、いい一日だったと思う」
[シトロエン・トタル・アブダビWRT ]シトロエンDS3 WRC
クリス・ミーク/総合2位
「12番手から走行するのは明らかに不利だし、午後の序盤はラインが泥に覆われてしまったのでペースをつかむのに苦労した。この難しいステージを2位で走り切ったのは、言うまでもなくいいリザルトだ。明日も一日が長いから、今晩はしっかり睡眠を取らないとね」
マッズ・オストベルグ/総合5位
「ポジティブな一日だった。特に複雑なこのコンディションのことを学ぶことが多かった。午前はタイヤ選択が今ひとつだったが、それほどタイムをロスしないで済んだ。いくつかミスもしたが、リタイアするほど深刻なものではなかった。もっと速く行けるポテンシャルがあることは分かっているが、慎重にならなくてはならない」
[フォルクスワーゲン・モータースポーツ]VWポロR WRC
セバスチャン・オジエ/総合4位
「モンテらしいスタートとなり、荒れた天気となった。チームの誰一人、ステージに雪があることを予測していなかった。このために午前はタイヤ選択を誤った。SS1に向かう道に雪はまったくなかったが、100mもしないうちにすべてが真っ白になった。最初のコーナーで、左サイドを壁にヒットした。幸い、マイナートラブルで済んだし、メカニックたちが、日中の30分サービスでポロを完璧に直してくれた。残り2日間のモットーは、アタック、でもリスクは負わない。モンテで慎重になることを忘れたら、あっという間に終わるよ」
ヤリマティ・ラトバラ/総合7位
「モンテでは何度も苦い思いをしているので、ポイント圏内でフィニッシュするという目標を見失いたくないから、かなり慎重に行ったが、午前はかなりタイムをロスしてしまった。午後はウィンタータイヤが、かなり荒れた路面で威力を発揮した。とにかくフィニッシュして、できる限りポイントを獲得する目標に向かい続けていく」
[フォルクスワーゲン・モータースポーツII]VWポロR WRC
アンドレアス・ミケルセン/総合9位
「信じられないような、いわゆる“モンテ”な一日だった。将来のためにできるだけ経験を積みたいので、何としてもモンテを完走したい。だからとにかく慎重なアプローチで、ダウンヒルやコーナーの進入では、歩くような速さまで抑えたりもしたよ。午後はウィンタータイヤを履いて、スパイクを2本車載した。これでかなり走りやすくなった。今日はたくさん勉強になったよ」
[ヒュンダイ・モータースポーツ]ヒュンダイi20 WRC
ティエリー・ヌービル/SS1でクラッシュ、リタイア
「新しいチーム、新しいマシンの僕たちにとって、厳しいスタートとなってしまった。最初のステージでタイトな右コーナーの進入が速すぎてアンダーが出てしまい、リアを柱にヒットしてしまった。残念ながら走行を続けることができず、僕らのモンテはここで終わってしまった。ウェザークルーからは雨が降りそうだからステージはウェットになりそうだという情報が入っていたが、ステージは雪でコンディションも最悪だった。今回のことは早く忘れて、スウェーデンのことに専念したい」
ダニ・ソルド/SS4後のリエゾンでストップ、リタイア
「いいパフォーマンスを見せていたのに、こんなに早い段階でラリーが終わってしまい、もちろんガッカリしている。今日のほとんどでトップ3に入っていたので、走行を続けることができず、本当に残念だ。午前はi20 WRCはとても動きがよく、タイヤ選択も当たり、タイムもよかった。午後のセクションに入って、SS4ではセカンドベストをマークしたが、次のステージへのリエゾンでタイヤの空気圧をチェックするために停車し、再始動しようと思ったが動かなかった。たぶん電気系のトラブルだと思うが、手の尽くしようがなかった」