ラリースウェーデンの名物ジャンピングスポット“コリンズ・クレスト”で行われる飛距離コンテストで勝田貴元が42mを飛び、44mを飛んだマッズ・オストベルグに次ぐランキング2位タイとなった。
コリンズ・クレストは、その名のとおりコリン・マクレーが大ジャンプを見せたことから有名になったジャンピングスポット。マクレーがヘリコプター事故で亡くなった翌年の2008年からアワードが設定されている。時速140kmにもおよぶ速度で突入するジャンプは迫力満点だ。
コリンズ・クレストのあるバルガセンのステージは2017年はSS11/14として行われた。VIPラウンジやレストランなども設けられる一大観戦スポットであり、毎年1万人近い観衆が訪れる。
2017年のランキングは以下のとおり。
順位 | ドライバー | マシン | 飛距離 |
---|---|---|---|
1 | マッズ・オストベルグ | フォード・フィエスタWRC | 44m |
2 | 勝田貴元 | フォード・フィエスタR5 | 42m |
2= | エイビン・ブリニルドセン | フォード・フィエスタR5 | 42m |
4 | オーレ・クリスチャン・ベイビー | シュコダ・ファビアR5 | 38m |
4= | エミル・ベルクビスト | シトロエンDS3 WRC | 38m |
4= | ヘニング・ソルベルグ | シュコダ・ファビアR5 | 38m |
7 | ステファン・ルフェーブル | シトロエンDS3 WRC | 37m |
7= | ポンタス・ティデマンド | シュコダ・ファビアR5 | 37m |
9 | セバスチャン・オジエ | フォード・フィエスタWRC | 36m |
9= | ダニエル・ローフェル | フォード・フィエスタR2 | 36m |
9= | ヘイデン・パッドン | ヒュンダイi20クーペ | 36m |
勝田の大ジャンプは、コリンズ・クレスト・アワードのトップ3を紹介する公式動画のなかでも紹介されている。