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wrc.comが、WRCスウェーデンでのヤリ‐マティ・ラトバラ（トヨタ・ヤリスWRC）のSSS1オンボード映像を公開している。
WRC第2戦スウェーデン、初日にカールスタッドで行われたSS1は2台同時に走行する約1.90kmのスーパースペシャルステージ。ラトバラのヤリスWRCに搭載されたオンボードカメラの映像では、イン側から好スタートを切った対戦相手のセバスチャン・オジエ（フォード・フィエスタWRC）を、アウト側からスタートしたラトバラが追いかける展開に。スムーズな走行を続けたヤリスWRCは、2週目の立体交差をオジエとほぼ同時に通過。その後も最終コーナー立ち上がりまでロスのない走りで駆け抜け、最終的にオジエに0.9秒先行してフィニッシュラインを通過した。
ラトバラは、このステージで2番手タイムのティエリー・ヌービルに0.6秒の差をつけるベストタイムを獲得。まったく無理のない走りで、しかも1.9kmのショートステージでもしっかりとタイム差をつけたことから見て、ラトバラとヤリスWRCのパッケージングが持つ高いポテンシャルを証明する映像と言えるだろう。
