国内屈指のFFターマック使いとして知られるラリードライバー、眞貝知志(しんかい ともゆき)が今季の全日本ラリー参戦に使用するアバルトラリー500 R3Tを、ムゼオ チンクエチェント レーシング チーム(mCrt)が東京オートサロンで公開した。
FIA規定のR3T仕様のアバルト500 R3Tは、イタリアやERCで活躍。JAF公認を受けていないため、全日本ラリーへの参加はオープンクラスでのエントリーとなる。マシンプリペアとチーム運営は、愛知県を拠点とする老舗チーム、SRS(シロキヤレーシングサービス)が担う。
このアバルト500ラリーR3Tは、1368cc直列4気筒ターボ。最高出力180psを発生し、トランスミッションは6速シーケンシャルとなり、専用の足まわりを装備するという。
今季は、4月11〜13日の開幕戦唐津を皮切りに、8月の京都、10月のハイランド、新城とターマック4戦への参戦が確定。そのほか、7月のモントレーも参戦を検討しているという。