2004年からWRCとして開催されているラリーメキシコは、WRCシーズン初のグラベルラリーとしてレオンを拠点に開催される。30度近い気温と最高到達点2700mという高地での戦いは、マシンに大きなストレスを与えるとともに、各チームの新世代WRカーの真の実力を映し出すことになるだろう。
公開されたエントリーリストによると、引き続き3台体制となるマニュファクチャラーはMスポーツとヒュンダイの2チーム。Mスポーツはセバスチャン・オジエ、オィット・タナック、エルフィン・エバンスの3台がエントリーした。一方ヒュンダイは、ヘイデン・パッドン、ティエリー・ヌービル、ダニ・ソルドという、こちらもレギュラーのラインナップだ。
シトロエンのエースドライバーはクリス・ミーク。そして、2台目のC3 WRCは開幕戦モンテカルロ同様、ステファン・ルフェーブルに託された。前戦でC3 WRCをドライブしたクレイグ・ブリーンは、今回のラリーにはエントリーしていない。
トヨタは、ドライバーズ選手権のポイントリーダーに立つヤリ‐マティ・ラトバラと、ユホ・ハンニネンの2台体制で、チームにとって初のグラベルイベントを迎える。
ラリーメキシコは、現地時間の3月9日(木)18:00にSS1スタート予定。