昨季は、スバルBRZで全日本ラリーへの参戦を果たし、ビッグイベントのラリー北海道では一時クラス首位を独走するなど、3戦に挑んだ鎌田卓麻。今季はクラスタイトルを目指して、再びスバルBRZで全日本に挑むことになった。
車両製作は、昨季同様、北海道のAKTエンジニアリングが担当。テインから支援を受け、チーム名は「チームテインwith AKT」となる。コ・ドライバーはテインの社長で2008年のアフリカチャンピオンコ・ドライバー、市野諮。
テインジュニアチーム時代はカローラWRCもドライブし、PWRCに参戦するなど、豊富な経験を持つ鎌田。1月10日、東京オートサロンに出展中のテインブースで行った参戦発表会にも登場し、4WDと比較してのFRマシンのドライビング面での特徴や、装着する予定のテインのショックアブソーバー、タイプGr.N FRSスペックの有利性を熱弁。「今季はBRZでクラスチャンピオンを目指します」と力強く語った。