TOYOTA GAZOO Racingラリーチャレンジプログラムで勝田貴元と新井大輝のコーチを務めるヨウニ・アンプヤ(写真右からふたり目)が、2月24-26日にロシアで開催されたクロスカントリーラリーイベント、ノーザンフォレスト2017に参戦し、優勝を飾った。
2007年までSSスタイルのラリーに参戦していたアンプヤは、その後はラリーレイドイベントでドライバーを続けており、今季のWRCモンテカルロではTOYOTA GAZOO Racing WRTのアイスノートクルーも務めている。
ノーザンフォレスト2017は今季のFIAワールドカップの開幕戦にあたり、シリーズでは唯一のウインターイベント。フィンランドの国境に近いカレリア地方で開催され、ロシアでは最も人気の高いラリーレイドイベントとして知られる。3日間でそれぞれ103km、125km、178kmのステージ、計408kmを走行する。
アンプヤは、同イベントのロシア選手権部門に、REオートクラブからマルク・フルスカイネンと組んで三菱MPR 107でエントリーした。雪とアイスのステージは、フィンランド出身のアンプヤにとって慣れ親しんだコンディション。時速175kmにも達する高速ステージを走破し、2位に7分差をつけて2015年に続く優勝を飾ったほか、総合リザルトでもトップタイムをマークした。今回のリザルトにより、アンプヤは、7月5‐22日に中国で開催されるシルクウェイラリーへの招待を受けた。ノーザンフォレスト2017 ロシア選手権部門結果
1 J.アンプヤ/M.フルスカイネン(三菱MPR 107) 4:20:06
2 A.ノビコフ/V.ノビコフ(G-Force BARS) +0:07:22
3 V.ホロシャフチェフ/A.ニコラエフ(BMW X3) +0:24:43