シトロエン・レーシングは12月16日、フランスのベルサイユで発表会を開催。2014年の参戦計画をすべて発表し、既報どおりWRCとWTCCの両シリーズにフル参戦することを改めて明言した。
1月14日にモンテカルロで開幕するWRCを皮切りに、11月16日、マカオで行なわれるWTCCの最終戦まで、両シリーズ合わせて25のイベントに挑むことになる。
「スポーツ面だけではなく、技術面、輸送面でのチャレンジにも挑むことになる。チームは一丸となって、来たる新シーズンに向けてできる限り効率的に準備を進めている」とチーム代表のイブ・マトンはコメント。「経済不安が続くなか、PSAの上層部から得ている信頼と、パートナーたちからの支援により、ふたつのプログラムを進めることができて、本当に恵まれていると思う」
WRCのドライバーズラインアップは既に前週に明かした通り、クリス・ミーク/ポール・ネイグル、マッズ・オストベルグ/ヨナス・アンダーソン。ハリ・アル-カシミ/クリス・パターソンは、スポット参戦に留め中東選手権に主軸を置くが、それ以外のスポット参戦については言明しなかった。
またシトロエンCエリゼで参戦するWTCCには、参戦を明言していたWRC9連覇王者のセバスチャン・ローブを筆頭ドライバーに挙げた。