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WRCメキシコ:デイ4コメント、駐車場を激走のミーク「この話は何百回と語られるんだろうね」

©CITROEN/@World

ラリーメキシコ、フィニッシュ後の各ドライバーからのコメント。C3 WRCの初優勝まで数コーナーというところで、コースを外し駐車場を激走するという衝撃的な場面を作ったミーク。新マシン初勝利をマークしたものの、安堵と自分への怒りが入り交じった複雑な心境を吐露した。
*()内は総合順位の前日比

[シトロエン・トタル・アブダビWRT]
シトロエンC3 WRC

クリス・ミーク/総合優勝(=)
「きっと、この話は何百回とされるんだろうね。あのミスをした時は自分自身にいら立った。大きなバンプの後にマシンが横に流れたんだけど、とてもラッキーだった。まだ勝てると分かっていたから、すぐにコースに戻ることを考えた。なによりも大切なことは、初勝利によってシトロエンC3 WRCのポテンシャルを見せられたことだ。チームのみんなのためにも、とても誇らしいし、うれしい。このリザルトは、みんなで勝ち獲ったものだ」

ステファン・ルフェーブル/総合15位(↑)
「この週末は、とても多くの経験ができた。(2SSしかない)今日でさえ、走行順が11番でグリップが上位陣と変わらなかったから、このようなコンディションでマシンがどのような動きをするのか、感触を身に付けることができた。クリスとポール、チームのみんなの勝利は見事だった。シトロエン・レーシングにとって特別な瞬間だ」

[MスポーツWRT]
フォード・フィエスタWRC

M-SPORT/@World

セバスチャン・オジエ/総合2位(=)
「このリザルトは、とてもうれしいよ。22ポイントを獲得してメキシコを終えられたのは自分にとっては上々の内容だ。金曜日は走行順が早いからルーズなコンディションでは苦戦するかと思っていたが、予想以上にうまく対応できた。コンディションがもっとラフだったらクリスと同じようなペースが出せたが、彼の走り自体も讃えたい。とても強かったし、つけ入る隙を与えなかった。勝利にふさわしい走りだった」

M-SPORT/@World

オィット・タナック/総合4位(=)
「金曜日はかなりタイムをロスしたので、ポディウムに上がれなかったのは残念だが、それでもポジティブなイベントになった。昨日辺りからペースを取り戻していいタイムを出せるようになったので、これについては満足だ。チーム全体にとって、とてもポジティブなラリーになったし、選手権争いでもポイントを重ねられたことが何より重要だ」

[ヒュンダイ・モータースポーツ]
ヒュンダイi20クーペ WRC

Hyundai Motorsport GmbH

ティエリー・ヌービル/総合3位(=)
「とにかく、メキシコでポディウムに上がれたことが本当にうれしいとしか言いようがない。開幕2戦で残念な内容に終わってからも、僕を後押ししてくれたヒュンダイ・モータースポーツ全体のおかげだ。モンテカルロとスウェーデンは、速さはあったがストレスのたまったラリーになったので、トップ3に戻れたことは素晴らしいし、今日はパワーステージポイントも獲得できた。金曜日にトラブルが発生した後、チームは必死で取り組んでくれた。彼らが粘り強く固い意思で取り組んでくれたから、僕らのポディウムにつながった。感謝している。希望をもって、進んでいくよ」

Hyundai Motorsport GmbH

ヘイデン・パッドン/総合5位(=)
「トラブルもあったので、今回のラリーについて語ることはあまりない。トップ5でフィニッシュできたことがせめてもの慰めだが、もう少し運が向いていればもっと上位、ポディウムを狙って戦えたと思う。またグラベルを走れたことはよかった。ただ不運があって、いいパフォーマンスが出せなかっただけだ。希望を持って進み続ければ、流れは向いてくる。次のコルシカでは、いいリザルトにつなげたいね」

Hyundai Motorsport GmbH

ダニ・ソルド/総合8位(=)
「このラリーを走り切れてうれしいが、ポジティブに努めようとしている。順調な週末ではなかった。トラブルと奮闘していたので、自信を持つことができず思うようにプッシュすることができなかった。今朝は、ワイパーにも不具合があったから、もし最初のステージで雨が降っていたらどうなっていただろうね。パワーステージでは全力を尽くしたので、1ポイントを獲得できてうれしいよ。メキシコではあまり運がなかったから、そのことはもう忘れて次のコルシカに集中しなくてはならない」

[トヨタ・ガズーレーシングWRT]
トヨタ・ヤリスWRC

TOYOTA/@World

ヤリ‐マティ・ラトバラ/総合6位(=)
「自分の目標をトップ5に設定していたので、あと一歩だった。一方で、今回のような困難は誰も予想できなかったと思うので、6位でフィニッシュしてパワーステージでもポイントを獲得できたのは上々の成果だと思うし、選手権でもいい位置を守れている。最終日が実は僕にとっては一番よかった。最初のステージでスリッパリーなセクションでつかまり、スピンして10秒を失うまでは、マシンは本当にいいフィーリングだった。あれがなければ、とてもいいタイムが出せていたと思う。前進している兆候はあるので、これが何よりだ。今回は学ぶためのラリーなので、この4日間を通してたくさんのことをつかんだ」

TOYOTA/@World

ユホ・ハンニネン/総合7位(=)
「スタートからフィニッシュまで体調がよくなかったので満足に戦うことができなかったが、このラリーからはポジティブなことがたくさん得られたと思う。ラリーをフィニッシュして、今年初めてドライバーズポイントを獲得できたので、とてもうれしい。ヤリ‐マティとこれだけ接戦で最終日を迎えられて、とても楽しかった。0.3秒しか離れていなかったが、今日の彼は格段に速かった。今後のためにも勉強になったし、チームとしても成長できたことが、最も重要だ。今回は、全ての木を避け切ることができたので、この年になってもまだまだ新しいことを学べるのはうれしいね!」



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