英国autosport.comによると、2014年のWRCでは、これまで以上にテレビの生放送とインターネットでのカバレッジを提供するようだ。
WRCプロモーターのオリビエ・シースラは、2016年までに現在の倍にあたる12億人に対して、全世界でのテレビの視聴者を対象とすると語った。すべてのラウンドは、パリ時間(CET)の日曜日の12:00にフィニッシュさせるという。
「WRCには習慣が必要だ」とシースラ。「その最も効果的な方法は、WRCの定期的なスロットを作ることだ。週の同じ日、同じ時間にラリーが終了することが重要なんだ」
残念ながら、モンテカルロ、スウェーデンはすでにアイテナリーが決定しており、6時間時差のあるメキシコについてはパリ時間の早朝6:00に終了することとなっているなど、完全なライブ放送ではない部分もある。
さらにシースラは、イベントのハブとなる複数のサービスパークを設けたいとしている。
「我々はサービスパーク経験を向上させたい。マシンがサービスにいないとき、ファンをサービスパークにとどまらせて、ビールを飲んだりハンバーガーを食べたり、巨大スクリーンでステージの様子を見られるようにしたいんだ」
2013年は、WRCフランスの模様を日本でも生中継した。2014年のwrc.comでのライブ放送は、開幕戦モンテカルロから実施される。