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ヒノ、今年も2台体制でダカールラリー挑戦へ

 

 日野自動車は14日、東京・お台場で開催されたモータースポーツジャパン2013の会場でプレス発表会を行い、14年1月5日にアルゼンチンでスタートが切られるダカールラリー2014のトラック部門に、ヒノ・チームスガワラとして2台のヒノ・レンジャーで参戦すると発表した。

 これまで長年ダカールラリーに挑戦しているヒノは、トラック部門での総合上位入賞を目標に、2012年から3年間をかけて新型レーシングトラックを開発。3年目となる2014年のダカールでは、前回初めて電子制御のJ08Cエンジンを搭載した1号車を熟成。出力と信頼性を向上させた2号車として菅原照仁がドライバーを務め、排気量10リッター未満クラス5連覇と総合上位を目指す。

 さらに、ハイスピード化するラリーの今後を見据え、新たな1号車にはJ08Cエンジンよりも排気量が1リッター大きいA09Cエンジンを搭載。ヒノのダカール挑戦以来初めて9リッターのエンジンを搭載する。この車両の初陣となる14年のダカールでは、同ラリー連続30回参戦のギネス世界記録を持つ菅原義正が搭乗する。

 この日の参戦発表会では、照仁、義正ともに車両の仕上がりに自信をみせ、完成したばかりの1号車とともにお台場に登場。発表会直後に会場内で行われたデモランでは、カミオンならではの迫力の走行を披露した。



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