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スバル・ラリーチームUSA、今週末はオリンパスラリーに挑戦

©subaru.com/rally

今季、米国に新設された米国ラリーアソシエイション(ARA)ラリー選手権に参戦中のスバル・ラリーチームUSAは5月13‐14日、シリーズ第3戦オリンパスラリー(グラベル、ワシントン州シェルトン)に挑む。

80年代終盤にはWRCとしても開催されていたオリンパスラリー。鋭角な巨石やダストなどが待ち受けるツイスティなグラベルラリーは、降雨の可能性も高い難関。第2戦で熾烈な首位争いを展開したチームメイト、デビッド・ヒギンズとトラビス・パストラーナは、今戦でもポディウムの頂点を目指す意欲は高い。

経験豊富なヒギンズは「前戦とは全く違うラリーで、ワイドに膨らんだら終わり」とこのラリーの難しさを語る。
「とにかく、(パストラーナが優勝した)前戦のことはもう忘れたい。トラビスはこのラリーは久しぶりだが、今年の初めには開催エリアでペースノート作成の作業を行っているので、今まで以上に強敵になると思う」

一方のパストラーナは「(前戦の)高速なオレゴンよりも、オリンパスのステージはタイトでテクニカル。自分にとっては有利だ」と期待を見せる。
「データ上では、オリンパスは自分にとってベストのラリーのはず。僕たちにとって一番困難となるのは、ミスをせずにデビッドと対等な走りができるペースノートを作ること。オレゴンではここ数年の参戦経験があり、インカービデオを見ながらノートのチェックも行うことができた。でも、オリンパスではそうはいかない」

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