米国拠点のラリークロスシリーズ、グローバル・ラリークロス・チャレンジ(GRC)は今週末、ケンタッキー州のルイビルで開催される。今季、スバル・ラリーチームUSAからフル参戦に挑むクリス・アトキンソンは、チームメイトのパトリック・サンデルとともに、ポディウムを狙う構えだ。
ケンタッキー・ダービーの開催地としても知られるルイビルは、GRC初開催。コースは、既存のレーストラックを使用した前戦メンフィスとは異なり特設コースで、0.699マイル(1.1255km、舗装82.7%:ダート17.3%。)と短いが、それでもロングの高速ストレートも盛り込まれている。今季2戦目に向けてアトキンソンは「開幕戦のメンフィスはチャレンジングなレースとなり、ファイナルでは思うような結果が得られなかったが、ポジティブな要素もたくさんあった」とコメント。
「マシンへの理解をさらに深めているので、ルイビルに向けていい基盤になっている。マシンと相性のいいコースであることを期待したいし、そうなればポディウムも狙っていきたい」
チームメイトのサンデルは「メンフィスは、ポジティブなことだらけだった。ラリークロスとしては、スバルでの初めての実戦だったが、セミファイナルでつかんだスピードは本当によかった。シャシーは素晴らしいよ!」と手応えを示す。
「最終的な結果は満足できるものではなかったが、全体的な内容からは明るい兆しが見られた。ルイビルでは、ファンには素晴らしいショーを楽しみにしていてもらいたい。クリスも僕も、ポディウムを争っていけると信じている」