WRC第10戦ラリーオーストラリアはすべてのSSを終了。金曜日から首位に立ち、後続を引き離したフォルクスワーゲンのセバスチャン・オジエがトップでフィニッシュを果たした。
オジエはこれでシーズン6勝目。しかし期待されたチャンピオン獲得は次戦フランスへの持ち越しとなった。最終ステージで総合2番手を走行中のミッコ・ヒルボネン(シトロエン)がアクシデントで総合3位にドロップ。これによりランキング2番手のティエリー・ヌービル(フォード)が総合2位に浮上し、オジエのタイトル確定を阻む格好となった。
ラリーはこの後、暫定表彰式と再車検を経て正式結果の確定となる。
【SS22後暫定総合順位】
1:S.オジエ(フォルクスワーゲン) 3:19:55.0
2:T.ヌービル(フォード) +1:32.1
3:M.ヒルボネン(シトロエン) +2:02.1
4:J.ラトバラ(フォルクスワーゲン) +2:57.4
5:M.オストベルグ(フォード) +3:17.2
6:A.ミケルセン(フォルクスワーゲン) +3:37.6