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全日本ラリー選手権第5戦「モントレー2017 in 嬬恋」は、6月11日（日）に7つのステージを走行し、新井敏弘／田中直哉（スバルWRX STI）がシーズン初勝利を飾った。22.1秒差の2位には奴田原文雄／佐藤忠宜（三菱ランサーエボリューションX）、50.2秒差の3位には勝田範彦／石田裕一（スバルWRX STI）が入った。
「今回は特にラリー後半が大変でしたね。奴田原選手がしぶとく攻めてきたので、かなりキツかったです。全日本選手権でこれだけギリギリのバトルをするのは久しぶりでした」と、シーズン初勝利に新井は笑顔を見せた。
秒差の接戦を繰り広げながらも、2位に終わった奴田原だったが、「SS14のスタートから1km地点でコースオフして、右フロントタイヤをバーストしてしまいました。残り2kmをそのまま走ったので、20秒くらいのタイムロスでしたね。それでも楽しいバトルでした」と、清々しい表情で語っている。
