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TEAM APIO、ラリーモンゴリア報告会を実施

 

8月11日から18日にかけてモンゴルで開催された「FAcoat ラリーモンゴリア2013」のTEAM APIO結果報告会が都内で行なわれた。

出席したのはドライバーの尾上茂、『鉄人』菅原義正をはじめとしたTEAM APIOのクルー、計6名。彼らが駆るのは660ccのスズキ・ジムニーだ。

量産車をベースとしたジムニーをチューニングするのは、ファンにとってはお馴染みのショップ、APIO。これらラリーのノウハウを投入したコンプリートカーの製作も行なっており、非常に人気が高い。

ラリーモンゴリアの2013年大会は総走行距離3579.63km、うち競技区間は3016.47kmというスケールの大きなラリー。どこまでも続くモンゴルの草原を小さなジムニーで駆け、トヨタFJクルーザーや三菱パジェロ、日産パトロールなどと互角にわたり合う姿は痛快だ。

4輪部門総合8位、ジムニー勢最上位フィニッシュを果たした菅原は「ラリーモンゴリアはダカールラリーのトレーニングにもなります。今回は天気も良く、バラエティに富んで面白いコースでした。尾上さんとは8ETAP(ステージ)で勝負をしていたのですが、3対5で負けてしまいましたね」

同じく総合9位の尾上は「今回のラリーでは川わたりなどで非常に苦労した部分もありますが。若い人が出られるようになれば、クルマの方も賑やかになっていいと思います」

また、今回のラリーにオフィシャルとして参加した篠塚建次郎は「ありとあらゆるコースが8日間の中に含まれている。2014年は20回目を迎える大会ですし、将来的にはアジア地区のパリダカールみたいになればいいなと思っています」とコメントした。

すでに菅原は新車を発注し、来年の大会に向けて意気込み十分の様子を見せていた。『鉄人』の挑戦はまだまだ終わらない。



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