Mスポーツは、今週開催されるラリーポーランドで、4台目の2017年規定フォード・フィエスタWRCを投入。ドライバーに、新進気鋭のテーム・スニネンを起用する。
スニネンは先週、Mスポーツのテスト施設内で2日間のテストを行い、最高峰カテゴリーのフィエスタを、ウエットとドライの両方のコンディションで走り込んだ。コ・ドライバーには、ベテランのミッコ・マルックラとのコンビを継続、スニネンのWRカーデビューを後押しする。
超高速グラベルで知られるポーランドで手応えをつかんだ後は、来月開催される母国戦ラリーフィンランドでもフィエスタWRCをドライブする予定になっている。
「この週末は、自分のキャリアの中で次のステップを踏む。大きなステップだ、WRカーのデビューだよ!」とスニネンは興奮を隠さない。
「スタートが待ち切れないよ。ラリーポーランドは、いつも相性がいいので、自分のキャリアの新たな段階をここから始めるのは最高だ」
「万全の準備がとても重要になる。WRカーでのデビュー戦は一筋縄ではいかないと思っているが、Mスポーツで2日間のテストを行い、マシンに慣れながら手応えをつかんでいた。ポーランドでテストを行うチャンスはないので、高速ステージでの経験は実戦で積むことになる」
「高速ステージを初めて走るのはシェイクダウンになるので、スムーズなドライビングでフィニッシュすることが目標。母国戦までに、できる限り多く経験を積んでおくことだ」