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プレテスト順調のMスポーツ、サルディーニャに向けて好ムード

 

Mスポーツは先週序盤にラリーイタリアに向けてプレイベントテストを行い、上々の内容で終えた。

フォード・フィエスタRS WRCで様々なセットアップやタイヤの組み合わせを試したエルフィン・エバンスとオィット・タナックは、サルディニアに向けてポジティブなフィーリングをつかんだという。

エバンスは2013年のサルディーニャで初めてのWRカー参戦を果たした、思い出の残るイベント。ナッサー・アルアティヤの代替参戦で、総合6位に食い込んだ。昨年は、さらに順位を一つ上げて5位でのフィニッシュを果たしている。ポルトガルで残念な結果に終わっただけに気合いは充分で、既に一週間をサルディーニャで過ごし、現地の気候に体を慣らしている。

「WRカーで初めて参戦したのが2013年のサルディーニャ。たくさんいい思い出ができた。難しいラリーだが、とてもエンジョイできる。また参戦するのを楽しみにしている」とエバンス。
「走行順は、大きな鍵となるはずだ。昨年のリザルトは、初日終了時点を後ろから数える形で終わっていた。今年は最初の2日間は選手権順位になるから、とても興味深い。僕は中盤スタートになるから、そう悪くはないが、それでもアドバンテージは大きい。今回は、とにかくラリーをエンジョイすることを目指す。これといったターゲットはなく、いいリズムをつかみたい」

タナックもサルディーニャとは相性がよく、2011年にはSWRC部門優勝、2012年には初めてのWRCポディウムを果たしている。
「サルディーニャはいつもトリッキーなイベントだ」とタナック。「今年は新しいステージがたくさんあるが、昨年はかなり砂利履きの負担が大きかったから、いい走行順を狙うようにすることが重要。タイヤの摩耗も非常にトリッキーだ」
「新型マシンはとにかくドライビングを楽しめるマシン。いいレッキをして、フィーリングをつかめればプッシュしたい。とにかく自信をつけて持ち続けることが必要だ」



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