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シュコダがR5マシン製作を検討

 

 S2000マシンで大成功を収めたチェコ最大の自動車メーカー、シュコダが、S2000の後継カテゴリーとなるR5マシンの製作を検討している。シュコダモータースポーツのパベル・ホーテックが、R5について「将来のことを考えれば、最善の選択肢のひとつ」と考えていることを明かした。

 シュコダは、S2000規定マシンの中でも圧倒的な戦闘力を誇るファビアS2000にターボエンジンを載せてR5に継承させる現実的な可能性を模索している。現在、R5マシンの製作を進めているのはフォード、プジョー、シトロエンで、フォードのフィエスタR5は既に実戦デビューでの勝利を挙げているほか、プジョーの208T16はオフィシャルカーとして公式の登場を済ませている。

「R5は間違いなく、今後に向けての選択肢としてベストのひとつであり、我々も注目している」とホーテック。「それにライバルであるフォードやプジョーの、実戦での成果も、大変興味がある。今の段階で口にできることは、我々はヤン・コペッキーやエサペッカ・ラッピを投入して、ERCやAPRCに参戦している、ということだけだ」

 シュコダ・ファビアS2000は、IRCでは2010年から3連覇、ERCでもゆホ・ハンニネンがタイトルを獲得しているほか、APRCではクリス・アトキンソンが自身初の総合タイトルをファビアS2000で獲得、今季もコペッキー、ラッピが両選手権をリードしている。



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