WRCラリーポーランドを総合3位でフィニッシュしたセバスチャン・オジエだが、ラリー中に罰金裁定(4000ユーロ)が与えられていた。一部は3戦分の執行猶予がついている。土曜日の午後、リエゾン走行中に実線の白線を越えた件、ランナバウトを逆方向で走行した件によるもので、一般車両と接触したことも伝えられている。オジエは、テクニカルトラブルを抱えていたために遅れが生じていたと語り、記者会見ではオルタネータ関連のトラブルだったと説明していた。
WRCトロフィー部門でトップフィニッシュを果たしたバレリー・ゴルバンは、コ・ドライバーがロードセクションでの指示を誤り、チームには2000ユーロの罰金が科せられた。
オジエもゴルバンも、競技リザルト上でのペナルティは与えられていない。
ちなみに、高速ラリーで知られるラリーポーランドだが、今年の速度は昨年を上回らなかった。今年最も速度が高かったステージは、最終SSに設定されたパワーステージで、平均時速は125.1km/hだった。
(Martin Holmes)