WRCフィンランド:デイ3 チームコメント – RALLYPLUS.NET ラリープラス
現地速報がすぐわかる! バックナンバーが読み放題。ラリプラLINE限定コンテンツ配信中

WRCフィンランド:デイ3 チームコメント

 

[フォルクスワーゲン・モータースポーツ]
セバスチャン・オジエ/総合優勝
「この気持ちは言葉では言い表せないよ!このフィンランドで勝つことは、僕にとって夢が叶ったようなもの。今年はスウェーデンも勝っているので、マッズ、ミッコ、ヤリマティといった北欧勢を抑えてこの2つのラリーを制したのは最高だ。最初の2日間で30秒以上の差を築いたので、今日は大きなリスクを負いたくはなかった。オウニンポウヤだけは限界まで攻めた。純粋に素晴らしいステージだからね。WRカーで走ったのは初めてだったけど、ポロR WRCの速さには言葉も出ない。選手権ではリードを広げたけど、今日はそのことは頭にはなかった。とにかくチームと共に勝利を味わいたい。この絶好調のチームがいなければ、ここでポディウムの頂点に上がってはいなかった」

ヤリマティ・ラトバラ/総合17位
「今回は高い期待を持っていたので、総合的にはハッピーではないね。序盤にミスをして、ポディウムフィニッシュの望みを失ってしまった。でも、パワーステージまでにペースを上げることができたし、マニュファクチャラーズ選手権で6ポイントを獲得できた。この先のラリーに向けて別のセッティングを試すこともできた。次はフォルクスワーゲンの母国ラリー、ドイツだから、またポディウムに戻りたいね」

[カタールWRT]
ティエリー・ヌービル/総合2位
「このマシンは最高だよ!この週末、フィエスタにはまったく問題がなく、なんのリスクを負わずに自信持ってプッシュすることができた。昨日のパンクはアンラッキーだったけど、僕らもいい仕事をしたと思うよ。特に、オウニンポウヤでの走りには満足している。記録を出せればよかったけど、2位に入ることが最も重要だから、ここはセバスチャン(オジエ)に譲ることにしたんだ。Mスポーツも素晴らしい仕事をしてくれた。ここでフィンランド人に勝つのは簡単なことではないから、2台がポディウムに乗るなんて、素晴らしい成果だ」

[カタールMスポーツWRT]
マッズ・オストベルグ/総合3位
「僕にとって、このリザルトの持つ意味は大きい。長く難しいラリーだったけど、全くトラブルはなかったし、すっかり自分の自信を取り戻した気分だ。この週末はスプリット見ていなかったけど、大きなリスクを負わずに自分のペースに集中したこの戦略は、うまく行ったと覆う。もちろん、昨日のパンクとSS22の石はアンラッキーだったけど、最終的にはいいイベントになった。またいい争いをしてフィニッシュできるようになって、良い気分だよ。今季は滑り出しが厳しかったから、またペースに戻る事ができて、最高だ」

エフゲニー・ノビコフ/総合6位
「残念ながらベストの出来とはいかなかったけど、ポジティブに捉えられることもある。序盤はいいペースだったし、デイ2の後はノートをチェックして、来年に備えることもできた。去年、デニス(ジロウデ)が背中を負傷したこともあって、どのステージもプッシュすることができなかった。だから、オウニンポウヤのようなステージでやっとフルスピードでドライビングできたから、ノートが正しいかのチェックをすることができた。ラリーをすべて走り切ることができてよかったし、最終的に6位というのは、そう悪くもない」

[シトロエン・トタル・アブダビWRT ]
ミッコ・ヒルボネン/総合4位
「道は乾き切っていなかったから、(午後のループでミシュランのラティテュードクロスを選んだのは)ベストの選択ではなかった。全てをやり尽くして、全力を出したけど、ロスしたタイムを取り戻すのは、このラリーでは不可能に近い。このラリーでは4位を目指していたわけではないから、もちろん結果にはガッカリしている」

ダニ・ソルド/総合5位
「自分の順位は申し分ないと思えるかもしれないけど、このようなレース展開では満足できない。まったく自信を感じることができなかったし、ペースも出なかった。正直、もうこの週末のことは忘れたいよ」

[フォルクスワーゲン・モータースポーツ2]
アンドレアス・ミケルセン/総合10位
「ラリーフィンランドで多くのことを学んだ。今日もたくさんの経験を積んだ。オウニンポウヤは、純粋に信じられない。去年、シュコダのS2000で走ったステージのことを思い出した。でも、ポロR WRCではもっとグリップがあるし、6速・レブリミットでいろんなパッセージを取ることができる。僕たちにとっての目標は、2回の走行でできる限りを学ぶことだった。これで来年アタックすることができる。どのステージでも正確なラインを見つけて、リスクを負わないように集中してきた。昨日のサスペンションダメージでトップ5フィニッシュの望みはなくなってしまったけど、それを除けば、自分達の成果には満足だ 」



RALLY CARS