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シルクウェイラリー、首位独走中のローブがリタイア

©PEUGEOT

シルクウェイラリーは7月17日にステージ9の競技が行われ、新型マシンのプジョー3008DKR Maxiで首位につけていたセバスチャン・ローブが、82km地点でクラッシュ。ここでリタイアとなった。

休息日を終えて後半戦初日となったこの日、ローブはマシンを川底にヒットしてドレーンが外れてしまい、マシンのフロントにひどいダメージを負った。途中2回ほど止まって修復を繰り返しながら走行していたが、最終的にストップ。ビバークまでの舗装路を走らずに、リタイアを決めた。

プジョー・スポールのエンジニアが調査したところ、マシンのダメージは修復可能だった。しかし、ローブ自身もクラッシュ時に左手をねん挫したため、ステアリングをしっかり握ることができなくなっており、世界ラリークロスへの参戦も控えたシーズンの今後を見据えて、チームがリタイアを決断した。

「視界に入らないところに穴があり、イン側をヒットしたため、フロントのパーツを破損した」とローブ。
「マシンの走行を続けるために、何度か止まって修復をしたが、最終的にアシスタントトラックの助けが必要になった。日が落ちてきたため、ステージをフィニッシュすることができなかった。長い一日だった。手首をねん挫してしまい、感覚が鈍い。しっかりとステアリングを握ることもままならず、走行を続けることができなくなってしまった」

PEUGEOT

「チーム・プジョー・トタルなら、マシンを直すことができると分かっていた。マシンは、フィーリングも動きもよかった。来年、ダカールに挑むために僕らが必要なマシンであることは間違いないよ」



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