ERC第5戦ラリージェシェフ(ポーランド、ターマック)は8月3日、3.37kmのステージで予選が行われ、5月のテストでのクラッシュによる負傷欠場から復帰したアレクセイ・ルキヤナク(フォード・フィエスタR5)がトップタイムをたたき出した。
「タイムを見る限りでは、いい感じだね」とルキヤナク。「マシンの中では痛みを感じるし自信もまだ十分ではないが、フィーリングはよくなっているし、かなり楽しめている」
ERCジュニアU28のニコライ・グライジンは総合2番手タイムと大健闘。マッズ・オストベルグは、午前中に行われたフリープラクティスでフロント駆動のみとなるトラブルに見舞われ、緊急の修復を行って走行に臨み3番手タイムだった。
ERC2連覇中のカエタン・カエタノビッチは9番手、ラリージェシェフを4回制しているブライアン・ブフィエはポップオフバルブのトラブルを抱え、16番手タイムに沈んでいる。
予選上位15人は予選の結果の順番にスタート順を選択。この結果、8月4日のレグ1のスタート順は以下のようになった。
1 – J.モファット
2 – M.ボスタンキ
3 – J.ロペス
4 – G.ライジブ
5 – M.オストベルグ
6 – J.シュアレス
7 – A.ルキヤナク
8 – N.グライジン
カエタノビッチは11番。走行順選択では、最後に1番と15番が残り、予選14番手タイムだった選手権リーダーのブルーノ・マガリエスが15番を選択。予選15番手タイムだったジョシュ・モファットが走行順1番となった。
ERCポーランド・ジェシェフ 予選結果
1 A.ルキヤナク(フォード・フィエスタR5) 2:04.187
2 N.グライジン(シュコダ・ファビアR5) +0.261
3 M.オストベルグ(フォード・フィエスタR5) +0.643
4 J.シュアレス(プジョー208T16) +1.091
5 G.ライジブ(シュコダ・ファビアR5) +1.196
6 J.ロペス(プジョー208T16) +1.401
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9 K.カエタン・カエタノビッチ(フォード・フィエスタR5) +2.953
10 M.グリエベル(シュコダ・ファビアR5) +3.091