世界RXカナダ:絶好調のPSRX、選手権リードを拡げられるか注目の一戦 – RALLYPLUS.NET ラリープラス
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世界RXカナダ:絶好調のPSRX、選手権リードを拡げられるか注目の一戦

©FIAWorldrallycross.com

世界ラリークロス選手権は、5週間のブレイクを経て8月4-6日、シリーズ第8戦となる今季初のヨーロッパ外ラウンドをカナダで迎える。今回が48回目の開催と長い歴史を誇るグランプリオブ・トロワリビエール(GP3R)は、2014年に世界RXが始まった時からカレンダーに入っている一戦。この年は、ペター・ソルベルグが優勝を飾っている。

そのペター率いるPSRXフォルクスワーゲン・スウェーデンは現在、ヨハン・クリストファーソンとペターがドライバーズ選手権で1‐2、チームズ選手権でも首位と絶好調だ。クリストファーソンはベルギー、ノルウェー、スウェーデンと3勝をマークしており、ペターとの差は31ポイント。
「カナダ戦が待ち遠しいよ」とクリストファーソン。
「こんなに長い間、ポロGTIスーパーカーをドライブできなかったのは、辛いね。できるなら毎日、マシンの中にいたいくらいだよ。でも、このブレイクはありがたくもあった。スウェーデンまでスケジュールが過密だったし、母国戦を制した後は祝勝続きだったんだ!」

PSRX Volkswagen

「カナダは素晴らしいコースで、雰囲気も最高。スウェーデンやノルウェーのような感じとは違うが、みんないい人で僕らの活躍を注目してくれている。今回は、注目選手も多いからね。僕らのチームの最年少メンバー、ペターとパニラの息子さん、オリバーもいるよ。それにルイス・ハミルトンの弟、ニック・ハミルトンも今回がラリークロスデビューだ」

一方、ライバル勢もこのままPSRXの独走を許すわけにはいかない。昨年のGP3Rを制したチーム・プジョー・ハンセンのティミー・ハンセンは、今季初勝利に意欲を燃やしている。また、前戦はDTM参戦を優先して世界RX戦を欠場している2016年チャンピオンのマティアス・エクストロームは、今年は出場している全戦でファイナルに進出を決めている。

「ここまで3勝は悪くない内容だが、カナダでは今季4つめの大きなトロフィーを狙って行くよ」とエクストローム。
「ここの高速コースは、自分にもアウディS1EKSクワトロにも合っているから、現実的な目標だ。豪快なロングストレートにジャンプが2回、とても楽しめるよ」

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7月にプジョー3008DKR Maxiをデビューさせたシルクウェイラリーでは、転倒時に左手を負傷してリタイアしているセバスチャン・ローブも、実戦に復帰する。

イベントは8月4日、トロワリビエールの市街地をパレードで開幕。PSRXは、フォルクスワーゲン・ポロGTIスーパーカーの登場を収めた動画を公開している。ファイナルは8月6日に行われる。



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