イタリアのテダック・レーシングが、アルファロメオ・ミトでスーパー1600クラスのラリークロスマシンを製作。フランスで開催される世界ラリークロス選手権の次戦に併催されるヨーロッパ・ラリークロス選手権部門で、デビューを飾ることになった。
テダック・レーシングはここ数年、ルノー・クリオのスーパー1600マシンでヨーロッパRXへの参戦を続けており、このミトではレギュラードライバーのデバイデ・メディチがテストを行っている。
「クリオでヨーロッパ選手権に3年出てきたが、2016シーズンの途中で何かを変える時だと感じ、今年は新しいマシンを作る事を決めた。アルファロメオは非常に歴史のある、誰もが知っているイタリアのブランドでファンも多い」とテダック・レーシングのオーナー、アンドレア・カレッティはコメント。
「おそらく最も経験豊富なアルファロメオのエンジンビルダーであるオートテクニカ・モトリと、重要なパートナーシップを結び、全く新しいスーパー1600エンジンの製作の責任を担う。ゼロから始める非常に大掛かりな作業だ。電子系コンポーネンツのマネッティマレリや、サスペンションのレイガーなど、経験のあるサプライヤーを使っていく」