ハリ・ロバンペラを父に持ち、15歳にしてラトビア選手権を制するなど、次世代フライングフィンとしての期待が高まるカッレ・ロバンペラ。すでにトヨタWRCなど複数のマシンをテスト走行しているが、Mスポーツは、ロバンペラがウェールズ・ラリーGBにフィエスタR5で参戦する可能性を示唆した。
Mスポーツの代表マルコム・ウィルソンは、開催中のラリードイツのサービスパークで、GBが開催される頃には17歳になっているロバンペラについて言及。
「かなり自信はあるが、カッレがGBで我々のマシンに乗ることはまだ確定していない」とウィルソン。
「彼の走りを見てみたかったので、テストには自分も現場に出向いた。彼は16歳だが、もっと若く見える。私がこう言うのを彼は嫌がるかもしれないが、ヘルメットを被らなければ、12歳か13歳のような雰囲気だ」
「でも、そんな16歳の少年がマシンに乗ってドライブすると、本当に素晴らしい。ドライブだけではなく、気構えについてもだ。彼からのテクニカルなフィードバックに関しては、本当に驚かされた。私は自宅に戻って、ヤリ‐マティ(ラトバラ)とミッコ(ヒルボネン)をテストした時のノートを、全て引っ張り出した。ヤリはまだ17歳だったが、そのコメントはマシンに変更を行うものだった。そして16歳のカッレが言ったことは、我々がマシンに行ったこと全てだった。彼は、我々がマシン行ったこと、どのように行ったのか、それがマシンのパフォーマンスにどのような変化をもたらすのか、すべて理解している。彼はドライビングだけでなく、テクニカルの能力も、16歳の少年とは思えないほど素晴らしい」
(Martin Holmes)