2013年パイクスピーク・インターナショナル・ヒルクライムは26日、米国コロラドスプリングスのパイクスピークで予選が行われ、プジョー208T16パイクスピークのセバスチャン・ローブがトップタイムをマークした。
今年、アンリミテッドクラスにエントリーしたのは13台。予選は、パイクスピークの麓に設定された8.3kmのコースで行われた。1度目の予選は現地時間の7時に開始。気温13度の中、ローブは3分26.728秒のトップタイムをマーク。ルマン24時間でGTクラス優勝を果たしたばかりのロメイン・デュマのノルマ・プロトタイプに23秒の差をつけた。
プジョースポールは2回目の予選アタックの間にリアのセッティングを敢行。8時24分に始まった2度目の予選は、気温が20度まで上昇した。ローブは2度目の走行でタイムを3分26.153秒とタイム更新。2番手のデュマとは17秒差だった。
ローブは「通常のレースとは違うので、予選は最終的な結果にはそれほど重要ではない」と前置きした上で「今日は、どれだけいいパフォーマンスができたかが試される日。自分のスキルはもちろん、マシン、天候、路面コンディションに対応しなくてはならない。何が起きても不思議ではないが、もちろん優勝を目指してここに来ている。今のところは、とてもいい滑り出しだ」と語った。
競技はこの後、27、28日に、山の上方でプラクティスを行い、30日のスタートに備える。スタート順は、現地時間の28日17時に発行される予定。