トヨタは、2014年の豪州大陸、2015、2016年のアメリカ大陸に続き、3大陸目となる欧州で、今年8月下旬に、総計19,000kmにおよぶ「5大陸走破プロジェクト 第4弾」を開始する。
“5大陸走破プロジェクト”は、TOYOTA GAZOO Racingの活動の一環として、日本と現地のトヨタ系列社の従業員が自らステアリングを握り、現地のトヨタユーザーが日常的に使用する道を走りながら「もっといいクルマづくり」を担う人材の育成を目的として行われているもの。4年目となる今年は、欧州でもっといいクルマづくりに役立つヒントを探るほか、テストコースでは得られない走行データの収集、分析を強化し、いいクルマづくりにつながる仕組みづくりを目指すとしている。
欧州大陸を走破する車両は、欧州生産車であるYaris HVやC-HR HVなどのハイブリッド車を中心に構成。12月下旬頃、フィンランドのトミ・マキネン・レーシングにゴールする予定となっている。