APRC第4戦ラリー北海道(グラベル)は9月15日、北海道帯広市で開幕。この日は昼から、市内札内川の河川敷に特設されたステージ(0.96km)で、シェイクダウンが行われ、選手権リーダーのオーレ・クリスチャン・ベイビー(シュコダ・ファビアR5)が、トップタイムをマーク。昨年のラリー北海道覇者でチームメイトのガウラブ・ギルがマークした2番手タイムに1.3秒差をつける、驚異的な速さを披露した。
今季は併行してWRC2にも参戦し、ポーランド戦では部門優勝を飾るなど活躍を見せるベイビーは、今回がラリー北海道初参戦。14‐15日の2日間に渡って行われたレッキを終えて「ラリー北海道のステージは、WRCのGB戦のよう」とその印象を語った。
「APRCは、ここまでのニュージーランド、オーストラリア、マレーシア、日本と、それぞれの特徴がまったく異なる難しいシリーズ。とてもいい経験になっている」とベイビー。
ラリーはこの後、15日夕方のセレモニアルスタートに続いて、SS1の走行がスーパーSSで行われる。
APRC北海道 シェイクダウンタイム
1 O-C.ベイビー(シュコダ・ファビアR5) 0:35.5
2 G.ギル(シュコダ・ファビアR5) 0:36.8
3 炭山裕矢(シュコダ・ファビアR5) 0:37.1
4 M.ヤング(トヨタ・ヴィッツ) 0:38.5
5 J.ケトマー(三菱ミラージュ) 0:38.8
= R.ブロムベルグ(三菱ミラージュ) 0:38.8
7 増村淳(三菱ランサーエボリューションX) 0:39.9
8 長谷川智秀(三菱ランサーエボリューションX)0:40.7