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全日本ラリー北海道:SS6を終えて新井が首位浮上「クンネイワでプッシュした」

©Naoki Kobayashi

全日本ラリー選手権第7戦ラリー北海道は、9月16日(土)のSS6を終えて新井敏弘/田中直哉(スバルWRX STI)が43.4秒差で総合首位に立った。2番手は勝田範彦/石田裕一(スバルWRX STI)。新井から2分40.3秒差の3番手に鎌田卓麻/市野諮(スバルWRX STI)が続いている。

この日、クラス2番手からスタートした奴田原文雄/佐藤忠宜(三菱ランサーエボリューションX)は、SS2のステージ序盤のターマック区間でコースオフ。デイ離脱を余儀なくされている。

各クラス上位選手のコメントは次のとおり。

JN6 首位
新井敏弘

「クルマは問題ありません。でも、このステージはサイドブレーキが効かなかったので、2~3秒ロスしてしまいました。まぁ、最初のループは様子を見た感じですね。クンネイワは狭くてある程度リスクがあるので、ここでプッシュして差をつけることを考えていました」

JN6 2番手
勝田範彦

「クンネイワのコンディションは、去年もひどかった記憶がありましたけど、想像していたよりも酷かったですね。それもあって、慎重に走っています。APRCで数台落ちていると聞かされたので、あまり無理しない方がいいと判断しました。このラリーは完走するだけでも大変なので……」

JN6 3番手
鎌田卓麻

「クンネイワのスタートから5kmくらいのところで左フロントタイヤをパンクしてしまいました。ステージ中で交換したので2分近くロスしてしまいました」

JN5 首位
川名 賢

「林道ステージは予定通り悪くないタイムで走れました。まだ詰められるところがたくさんあるので、午後は修正したいです。コンディションはかなり跳ねますが、クルマがすごくいいので、安心して踏めていけます」

JN4 首位
小倉雅俊

「パウセカムイで曽根選手にちぎられてしまいました。とにかく完走ペースですね。コンディションはまずまずでした」

JN3 首位
天野智之

「けっこう疲れましたね。かなり長時間止められていたので、どう走ろうか悩んでしまって、次のシピリカキムで抑えすぎてしまいましたね。とりあえず今回のラリーを完走すればタイトルが決まるので、大倉選手の様子を見ながら、どう走るか考えたいと思います」

JN2 首位
猪股寿洋

「だんだん慣れてきて、なんとか上手く走れている感じです。ただ、若干オーバースピード気味になるところがあるので、なんとかドリフトして回避していますが、これからはリスクを減らせるように考えながら走りたいです。リスクを減らしつつも、いい走りがしたいですね」

JN1 首位
須藤浩志

「ライバルの古川選手とまた僅差のバトルになっていますね。後半も頑張ります。クンネイワがキャンセルだったので、走れたところはコンディションは悪くなかったです」



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