10月13日(金)〜15日(日)に岐阜県高山市を中心として開催される、全日本ラリー選手権第8戦「第45回M.C.S.C.ラリーハイランドマスターズ supported by Sammy」のエントリーリストが公開された。JN6〜JN1まで全クラスが成立し、42台がエントリーしている。
ハイランドマスターズ エントリーリスト
2017年シーズンも残すところあとターマック2戦。チャンピオンが決まっているのはJN5クラスとJN3クラスのみで、それ以外の4クラスは、展開次第でここハイランドでチャンピオンが決まる可能性が濃厚。どの選手にとっても絶対に落とせない大事な1戦だ。
JN6クラスのチャンピオン争いは、首位の勝田範彦(スバルWRX STI)に、新井敏弘(スバルWRX STI)と奴田原文雄(三菱ランサーエボリューションX)が可能性を残しているという状況。逆転には優勝が必須だが、昨年ハイランドで優勝を果たした鎌田卓麻(スバルWRX STI)、若狭で優勝しハイランドでも常に上位を争う福永修(三菱ランサーエボリューションX)らも怖い存在だ。また、JN5クラスチャンピオンの小濱勇希がスバルWRX STIでJN6に挑戦。初全日本最上位クラス&4WDでどんな走りを見せるか。
小濱が不在となったJN5クラスは、川名賢がプジョーからシトロエンDS3 R3-MAXに乗り換えての参戦。小濱のDS3は、シャフトモータースポーツの大桃大意がドライブする。全日本に出場するのは2013年のラリー北海道以来だが、その走りに注目が集まる。
天野智之(トヨタ・ヴィッツ)がチャンピオンを決めたJN3クラスには、天野、大倉聡(トヨタ・ヴィッツCVT)に加え、内藤学武、渡部哲成、藤田幸弘らのデミオ勢、天野の後輩である加藤英祐もエントリーしている。ターマックを得意とするRX-8勢は参戦せず、1.5リッターFFマシンたちが上位を争う。
JN4クラスは、昨年ハイランドでチャンピオンを決めた曽根崇仁(トヨタ86)と、前戦北海道で優勝を果たした山本悠太(トヨタ86)の一騎打ち。
JN2クラスは、北海道で2位に入賞した猪股寿洋がポイントリーダーに浮上し、ディフェンディングチャンピオンの明治慎太郎、加納武彦ら86&BRZ勢のバトルとなる。
JN1クラスは、須藤浩志が大量リードを築いており、古川寛、小川剛、三苫和義らがどこまで迫るか。いとうりな(トヨタ・ヴィッツ)や伊藤隆晃(日産ノートNISMO S)も久々の参戦となる。
ハイランドマスターズは、10月14日(土)の9時20分、ひだ舟山スノーリゾートアルコピアでのセレモニアルスタートで幕を開ける。ギャラリーステージの観戦は2000円。
M.C.S.C.ラリー ハイランドマスターズ 公式サイト
http://mcsc-rally.net/highland-masters/