年齢制限のために全日本競技ライセンスを取得することができず(当時)、全日本ラリーのデビューが遅れたという逸話を持つ鎌田卓麻が今季、全日本へのスポット参戦することが決まった。コ・ドライバーは市野諮で、海外ラリーに参戦していたテインジュニアスポーツ時代の師弟コンビが復活する。
鎌田が参戦するのは、7月のラリー洞爺と、9月に開催されるAPRC併催のラリー北海道の2戦。また、7月末に群馬で開催されるモントレーについても、出場調整中とのこと。
テイン時代はトヨタ・カローラでWRカーのドライブも経験している鎌田が今季駆るのは、スバルBRZ。ラーリングはテインとなる。対象となるJN3クラスでは、昨年からトヨタ86が全日本で活躍を見せており、86対BRZの対決も注目を集めそうだ。
年々、激戦区としての様相を呈してきているJN3クラスでの挑戦に鎌田は「トップ争いを展開する自信はあります」とやるき満々。今季の全日本JN3クラスで台風の目となれるか!?